ありがとうが耳にできる仕事で

佐藤 利充(さとう としみつ)さん

勤務先:株式会社フォラックス教育

所属/役職:システム部/主任

勤続年数:3年



佐藤さんに聞いてみました!

■これまでのキャリアや入社の経緯について教えてください

ファーストキャリアで大手電機メーカーのシステム開発部門に所属し、SE(システムエンジニア)として働き、システム開発の全ての工程を経験しながら約9年間勤めていました。その後、帰郷せざるを得ない事情ができ、帰郷後、秋田でキャリアを生かせる仕事を探してました。ですが、思うように見つからず、塾や高校の講師として働き、その後、小中学校のICT支援員として勤めました。支援員は学校のICTにまつわるサポートが業務で、先生方のパソコン操作をサポートする中、フォラックス教育の校務支援システムの存在を知りました。教育現場で働く先生方は激務ですから、このシステムが先生方の業務負担の軽減にとても役立つ存在であることは肌で感じていました。支援員として先生方をサポートするやりがいは感じていましたが、同時に自分一人では関わる範囲でしか力になれないことにもどかしさを持つようになりました。『もっと多くの先生の業務負荷軽減に貢献したい』といった気持ちが膨らみ、フォラックス教育の校務支援システム開発に携わることで全国の先生をサポートしたいと思うようになり、ここへの転職を決意しました。


■どのようなきっかけでSEを目指されたのでしょうか

大学と大学院では数学を専攻しており、コンピューターは身近な存在でしたが、システム開発には興味がありませんでした。それでもIT業界を選んだ理由は、それまで培ってきた学びが生かせると思ったからです。数学研究では、新しい概念や他の人が導き出した数学の計算方法を理解し、自分なりに解釈して、それらを活用するという3つのプロセスを繰り返し行っていました。これはSEに求められる、日々進化し続ける情報を理解し応用する能力と構図が似ていると感じて、SEの適性があると考えたことです。



■働く上での楽しさや難しさ含め、どのようなやりがいがありますか

実際に自分が開発に携わった製品を使用していただいた人から感謝の言葉を頂くときは嬉しさを感じます。「仕事が楽になった」「この機能とても便利だね」と、先生方が喜ぶ声を耳にできることが仕事のモチベーションアップに繋がっています。

一方、システム開発で難しい部分は製品を作る上でのターゲット設定です。今やパソコンは誰もが持つようになった時代ですが、当社で開発したシステムを使用する先生方の年代は幅広く、全ての方に「使いやすい」と思っていただくにはどのような仕様がいいのか、ソフトウェアのデザイン、ボタンの大きさをミリ単位で調整するなど細部まで手を加えます。現在、ターゲットを主に50代の先生方に定めています。これは、導入後お問い合わせいただく方の多くが50代であるという理由からです。今は、この年代の方々が直観的で使いやすい製品作りを目指して、日々改良を重ねています。また、こうした改良を進めていく中で「使いやすくなった」と耳にできると、自分の仕事が直接誰かの役に立っていることを実感し、とてもやりがいを感じます。


■仕事の以外の時間で仕事に活きる勉強など自ら行なっていることはありますか

SEという職業柄、日々進化し続ける技術の最新情報を入手することを意識的に行っています。これは趣味に近い部分もありますが、オンラインイベントに積極的に参加することで新しい情報を得ることに努めています。また、現場で自社製品を使用される先生方とプライベートでも交流して、その会話の中から改善点のヒントを探し、製品開発に役立てています。



■仕事の中で大切にされていることやご自身のモットーなどを教えてください

相手の立場で考えることを常に意識しています。これは技術職だからこそ特に気を付けていることです。問い合わせいただいた案件に対し、ただ解決策を提示するだけでなく、まずは全てのお話を伺うようにしています。そうすることで、相手が抱える潜在的な困りごとも捉え、その解決に繋げることができ、お客様が満足できるトータルサポートが提供できると思います。

製品を開発する際も同様です。技術職という職業柄、つい新しい技術を取り入れたくなりがちで、わたしもAIが注目されはじめた時、校務支援システムにAIを組み込めないか試行錯誤したことがありました。ですがやはり、使ってくださるユーザーがあってのシステムですので、自分のやりたいことを優先するのではなく、お客様のご要望に寄り添うことが一番大切ですから、常に相手の立場で考えながら業務を行っています。


■現在就活中の学生、わたしのように就活を控えている学生に対して、転職のご経験も含めアドバイスをお願いします

将来の方向性が決まっている場合は、それに突き進んで行くべきです。決まっていない場合は、自分が過去に衝撃を受けたことなど、原体験を紐解いてみることをおすすめします。

私自身、ICT支援員として働いていたとき、先生たちが時間をかけて作業していた業務が校務支援システムを導入したことで、わずか5分程度に短縮された現場を目の当たりにし、ITの技術が人の役に立っていると初めて実感できました。この出来事がきっかけとなり、ITの技術開発でもっと多くの人の役に立ちたいと思うようになり、校務支援システムの開発に携われるフォラックス教育へ勤めることを決意しました。

このような原体験以外にも、悔しさや悲しさの原体験がヒントになることもあります。幼い日々まで振り返り、思い出の中にある原体験を紐解いてみることです。すると将来何をしたいのかのヒントが見つかると思います。


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取材:内藤 鈴

取材日:2022.03.07


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