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執筆者の写真木村麟之輔

なりたかった職業への転職

齋藤 皓仁(さいとう ひろと)さん

勤務先:社会福祉法人 羽後町社会福祉協議会

高瀬ケアセンター 介護職員

勤続年数:8年

職務内容:ショートステイ利用者の介護




 


齋藤さんに聞いてみました


■介護の仕事に就いた経緯を教えてください

こちらで働く前は、介護とは別の職に就いていましたが、母が看護師でしたので、以前から医療や介護の仕事に就きたいという思いを持っており、障がい者支援施設で一ヶ月間ほど働いていたこともありました。

羽後町の特別養護老人ホームで、働きながらホームヘルパー2級の資格が取れるという募集があり「就きたかった職で働くいいタイミングだな」と思ったのがきっかけです。


■働く中で意識されていることは何ですか

利用者さんの評判が、施設の良し悪しに反映される接客業的な部分もありますので、施設の顔である自分たちが、言葉づかいに注意し、利用者みなさんのご要望にもできるだけ応えられるよう心掛けています。





■仕事で大変だと感じるところを教えてください

シフト制勤務ですから出勤時間などが不規則ですし、土曜・日曜の出勤も多く、家族と関わる時間も少なくなってしまうところは大変だと思います。ですが、休みが平日となり、週末は混雑するお店に空いている時に行けたりしますので、悪いところばかりでもありません。


■勤務場所を異動されているそうですが、前の勤務場所で得られた経験が異動後、活かされていると感じていることはありますか

今の職場の前は特別養護老人ホームに勤務していました。そこではショートステイのサービスをおこなっていましたので、利用者さんの送り迎えやお話しする言葉遣いなど、そこで得た経験が異動後に活かせていると思います。


■資格取得にあたり職場から支援を受けられたことなどありましたか

たん吸引等研修は、介護福祉士の資格を取るにあたり必須項目になっているのですが、わたしが資格を取る頃は必須でなかったんですね。この研修を受けるにあたり、勤務時間の調整や時間外勤務への対応など、快く承諾いただけました。





■職場や職員同士のサポート体制について教えてください

通院が必要なとき、子供が体調不良で面倒を見なければならないときなどは、別の職員にお願いして勤務シフトを交代いただけています。

また、子供が生まれた後、男性で育休制度を使ったのは職場でわたしが初めてだと思います。育児にあたり「育休制度を活用してね」と、制度の利用を職場から勧めていただけました。


■お仕事で疲れた時はどのようにリフレッシュされますか

子供と一緒に遊ぶことが一番のリフレッシュ方法です。寝る時や起きる時も一緒ですので、子供がいるから「仕事を頑張ろう」と思えます。今は家族との時間を大切にしています。


■今後の目標を教えてください

今、介護福祉士の上位資格である、ケアマネージャー(介護支援専門員)の取得を目指しています。研修などもありますから、勤務シフトの調整など職場や他の職員の方々にご迷惑をお掛けする部分もあると思いますので、資格を取って職場に貢献したいと思います。



 

取材:木村麟之輔

取材日:2021.03.18





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