オープンから携わり、今思うこと

佐藤 南(さとう みなみ)さん

勤務先:株式会社おも・しぇ

所属/役職:端縫いダイニング/主任

勤続年数:6年



佐藤さんに聞いてみました!


■入社の経緯を教えてください

羽後町に道の駅が造られる話を耳にした時は、子育てがひと段落して時間的な余裕が少しできた頃で社会復帰して働きたいと考えていた時期でした。偶然、ここの求人を見つけ、調理の経験は無かったのですが、心の中に惹かれる何かがあり応募を決意しました。

それ以前は、道の駅を訪れる機会はほとんどなく、関心も少なかったですが、地域に新しい拠点ができることの社会的インパクトを感じていましたし、何より興味が湧いていました。「オープン後の地域はどのようになるか」「道の駅で働くと、どのような貢献ができるか」など好奇心が膨らんでいました。


■開業時、大変だったことを教えてください

オープニングメンバーのほとんどは調理経験の無い素人でしたから、飲食業に関する知識が不足した状況でした。振り返ると不安も大きかったですし、勢いで乗り切った部分も多々ありました。

オープン前、業務としての課題は地域の食材を活かした惣菜づくりや地域の味を提供できるメニュー開発でした。ベテラン主婦が多い中、年齢的には一番年下でしたので、先輩方に習いついていくことに必死でした。



■開業当初からこれまでに、ご自身の中で変化したと感じる部分はありますか

後輩が出来たこと、心に余裕が持てるようになったことです。オープン当初は先輩がいない横一列の状況でしたので教わることができず、みんなで手探りしながら進んでいました。月日の流れとともに様々な経験を得れたことで心に余裕ができ、臨機応変な対応が出来るようになりました。スタッフも増え、先輩という立場になったことで教える側にもなりましたから、客観的に物事を見れるようにもなりました。オープン当初と比べると現在の方が圧倒的に忙しいはずですが、余裕を持った仕事が出来ています。

その他の変化として、お客さまの世代層がとても幅広くなったと感じます。以前はご年配の方が中心でしたが、今では若い世代も多く足を運んでくださいます。先日、小学校低学年の児童が「ここのそばが食べたい!」と、わざわざ来てくださったことがあり「小さなファンも掴めてきた」と思っています。


■お客さまや社員同士と関わるときに意識していることを教えてください

まず、寄り添うことを意識しています。また、主任という立場に就いたことで、後輩のミスに対する責任感も大きくなりました。立場上「私は関係ない」という態度はできませんから。率先するという考え方になりました。

主任に就く前は、自分本位な部分もありましたが、主任になり「今のままではいけない」と気付きました。年上のスタッフに、自分と同じことを求めても駄目ですし『相手が今何を考えているか』『どうしたいのか』という思いに寄り添うことで、困ってること、してほしいことが、自然と分かるようになりましたし、お客さまに対しても同じように寄り添うことで、先回りした応対ができるようになりました。寄り添うことで相手に喜んでいただけますし、そこから働きやすさが生まれると思っています。



■仕事と生活や子育ての両立の難しさや、両立するにあたり心掛けていることはありますか

子育てではもちろん大変なこともありますが、両立するために子どもに自立を促しています。子どもたちは家事にも協力的ですので、仕事に全力で向き合えるのは子どもたちのおかげだと思っています。仕事に出掛けるときは笑顔で見送ってくれますので、大変さは癒され、辛さや難しさを感じることは少ないです。

また、気に障ることがあっても次の日には落ち着くことがほとんどですからストレスもほとんど感じない方です。むしろストイックな部分があり、自分で自分に負荷をかけることを楽しむ一面があります。目標を高く設定しないと、時間を持て余すので、少し頑張らないと達成できない目標をつくることを心掛けていますし、逆に持て余す時間が続くことにストレスを感じてしまうタイプです。自分に負荷をかけることでエネルギーも湧いてくるので、わたしの場合、それが両立の秘訣になっているかもしれないです。


■今後の目標を教えてください

調理師免許を取ることを目標のひとつとして、それを達成することができました。次の具体的目標は検討中ですが、調理に関する資格やスキルアップを目指したいです。生活にも仕事にも役立つスキルを探しているところです。何かに取り組むときは効率性を求めるタイプですので、一つで二通り三通り活用できることを学びたいです。今は発酵食品に興味があります。家庭では子どもたちの食育に活かせ、職場でも役立つ知識ですから、勉強したいと考えています。


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取材:小川珠穂

取材日:2022.2.28


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