株式会社柴田畜産

いのちを無駄にせずすべてを活かし感謝していただく

取材:小藏未紗、鈴木汐梨

取材日:2020.09.07

 株式会社柴田畜産は、精肉加工卸や総菜小売などの事業を展開されています。経験と実績をコツコツと積み重ね、創業50年以上となります。

 餌の開発による肉質の改善、環境整備などと並行して“食育の広場”というテーマパークをつくる事業にも取り組まれています。生産者と加工業者が一体となって食育について考え、地元の方々はもちろん、県内外に広く発信していこうというもので、ハムやウインナーを作る体験工房、BBQハウス、直売所、生きている動物とふれあう広場などを作り、体験を通して食について学んでもらうといった内容です。また、熟成生ハムの生産販売にも乗り出され、生産者と近く原料を保有できるメリットを活かした事業展開もなされています。

地域の生産者と一体となったビジネスモデルで、今後ますます地域の人々に慕われ、地域になくてはならない企業を目指されています。







1.安定した経営基盤

 大手ハムメーカー3社と取引をしており、非常に安定した経営基盤を持っています。創業時は枝肉と呼ばれる骨付き肉の卸業でしたが、時代の変化ともに事業内容を、ウインナーなどの加工品用に捌いた肉の卸業に約35年前より変更し納品先を増加させています。

 更に直売所とやきとりシバタを開業、熟成生ハムの製造販売事業も本格的に展開していく方向で動いています。



2.食を支え、家庭に団欒、絆、笑顔を作る

 柴田畜産は生産者に近い食肉卸業、つまり他の企業と比べ生き物の命に近いところで仕事をしています。「食用に育てられた動物とペットの命に違いはあるのか?」このような点に悩まれた時期があった柴田社長。たどり着いた答えは「命を無駄にせず、余すところなくすべてを活かし感謝していただく」といったことでした。経営理念にはこの想いが込められています。



3.新規事業の展開

 やきとりシバタは、原材料を提供していた地元の有名焼き鳥店を継承したカタチで事業化されました。店主の老齢化で惜しまれながら閉店した店の味は地域に求められおり、一昨年夏に事業化を決心され「地元に焼き鳥屋さんが戻ってきた」と人気を博しています。会社の存続にはこれまでの事業に加え新事業が必要であると感じ、原材料を活かせる熟成生ハムの製造販売事業も開始しました。自社の強みを活かした事業を展開するため、小さな失敗を恐れず前向きに新事業に乗り出されています。



企業情報

社名:株式会社柴田畜産 事業内容:食肉総合卸・小売・食肉製品製造業 設立:1970年 代表者:柴田 諭 従業員数:31名【男性17名 女性14名(パート女性8名)】 ​所在地:秋田県横手市平鹿町浅舞字沈樋50-4 HP:https://sibatameat.com/



閲覧数:49回0件のコメント

関連記事

すべて表示