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地域との相互関係


研究員:田畑 晴紀(たはた はるき)

研究した企業:株式会社五輪坂ハイツ

レポート日:2021.8.31


ノースアジア大学三年で経済学を学んでいます。中学の頃から、地元秋田の研究を郷土学という授業で学び、農業の六次産業化や地域活性について興味を持つようになりました。今後、更に学んでいきたいと考えています。



驚いたこと

第三セクターという会社の形態です。このような形態の企業があることを知りませんでしたから最初は疑問だらけでした。取材前の事前調査をすすめていく中で理解することができましたが、そのような形態があることにとても驚きました。

自分がこれから学習していく中で、とても気になるワードになり、他にも第三セクターがどのように活用されているか調べることも今後面白いと思いました。


新たに発見したこと

見解や意見が違い衝突する場合もあるが、互いを尊重し合うことで良いモノをつくり上げていくことに繋がるというお話から、日常で仲の良い関係でも業務上ではメリハリをつけることの大切さ、馴れ合いは良い影響を与えないということを学びました。

就職はゴールではなくスタートで、就職後でも色々な挑戦ができるということ、時には道を変更することも間違いではないと気づけました。


魅力的に感じた部分

地域のためという気持ちを持って働くことが地域貢献となり、利用される方々が喜びを感じることで地域へ還元されている関係性が築けていることをとても魅力に感じました。

このような関係性は第三セクターという企業形態で長年事業を続けてこられていることや、そこで働かれている人が利用者の方々と築いてこられた素敵な人間関係があるからこそ実現できているのではないかと感じました。



-感想-

取材を終え記事を書くとき、地域に根差した地域のための企業だと改めて感じました。

開業されてから現在に至るまで、地域の憩いの場となるという理想を実現し続ける強い意思があり、時代の移り変わりに対応するための変化対応をしても、根底にある意思は変わらないところにカッコ良さと魅力に感じました。

取材対応いただけたみなさんが、誇りを持って仕事に取り組まれているだけでなく、町の風景や環境、文化や暮らしなど、町そのものにも誇りを持たれており、プライドを持って働くことの大切さに気づけました。また、ご自身が幼少期から利用している施設で働くことなどは多く無いと思い、施設の歴史を繋いでいる様で感動しました。

会社として住民や行政機関、企業や団体など、地域と様々な繋がりを持たれた、とても魅力ある企業だと思いました。そして、その繋がり方が、どちらか一方向からではなく、お互いから繋がりを求めている関係性であると感じられ、このような関係性を築いていくことが地方企業の理想のカタチであると学ぶこともできました。

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