研究員:渡邉健太
研究した企業:株式会社湯沢タクシー
レポート日:2022.09.09
現在、大学3年生で交通計画学や水理学、土質工学などを勉強しています。地域が何を求めているのかを直接お話を聞いて理解するため、このインターンシップに参加しました。
#学んだこと
文章を書くために必要なチカラです。話の真意を紐解いて理解すること、文章の構成を検討して得た情報をまとめること、ターゲットとなる読者を意識した文章作成、一人称と三人称それぞれの特長など、これまで無かった視点や知識を得ることができました。
このような術を、中学や高校時代に身につけておきたかったと思うほど衝撃的でした。今後、この学びをレポートや研究などで取り入れたいです。
#企業の印象
インタビューでお話をうかがった方が、自身の仕事に誇りを持っておられ、職場環境を素直に受入れ楽しんでいる印象を受けました。
これまで「一つの業務に複数日をかける」「今日出来なったことを翌日に持ち越す」というイメージが強かったため、それがストレスの原因になると想像していましたが、日々完結するタクシードライバーの働き方をお聞きしたことで新鮮さを覚えました。
自分自身、試験勉強など長期間勉強することが億劫なタイプですので、このような仕事に興味を持ちました。また同時にこれまで知らなかった職業やその多さに気づけました。
#新たに生まれた疑問
今回のインタビューで、タクシー会社やドライバーの仕事の魅力を知り、世の中に数ある業種や職種の一部しか見えていない、その魅力に気づけていないと感じました。
Youtubeで現役看護学生や居酒屋店員などが、仕事の魅力を発信していますが、社会でもその認知が少ないのではないかと疑問が湧きました。それを知るにはその魅力を知る人に触れることがひとつのキーかもしれないと感じました。
-感想-
インタビュー前、取材先に興味が向かない点もありましたが、実際はその魅力に自分が気づけていないだけでした。振り返ると、統計学の単位を落とし再履修したにもかかわらず、今は統計分野の研究室へ進みたいと深い興味示していることと同じだと反省しました。
インタビュー後の原稿作成でも、ライターの仕事経験が少しあったにも関わらず、文章を書くチカラがまだまだ備わっていないと気づかれましたが、丁寧で実用的な学びが得られました。まだ実践で使えるチカラとして身につけていませんが、身につけるための指標には気づけました。
インターン参加前は、自分の中の課題をピンポイントで見つけられずにいましたが、それは苦手を避け、挑戦していなかったからだと気づけたことが一番の経験です。今は、新しいことに踏み込む力がほしいと渇望していますので、この気持ちを大事にして、苦手なことにも挑戦したいです。まずは、レポートを丁寧に書くこと、本を読むこと、暗記する資格を取ってみることで、残った夏休み期間を充実させたいです。
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