研究員:高野史菜
研究した人
羽後町地域おこし協力隊 黒田純代さん
レポート日:2022.09.20
大学ではデザイン工学部に所属し、コミュニティデザインについて学んでいます。現在は、実際に地域にお邪魔して、そこに住む住民な方に協力していただきなから地域実習をしています。接客業のアルバイトでさまざまな世代の方と関わる経験を積み、地域実習や今後の活動に活かしていきたいと考えています。
#魅力的に感じた部分
何を好きと感じるかは人それぞれで良い。誰かと同じである必要もなく、自分が好きと思うことに自信を持つこと。このような気持ちを互いが尊重し合える環境を整えていることや、周囲を気にせず「自分が感じる好きを大事にすること」を伝えていく姿に魅力を感じました。
その場にいる人と自分が楽しめないと良いものは生まれない、まずは自分が楽しむことが大事だという考え方にも共感しました。
#印象的だったこと
学生時代に多様なアルバイトを経験しておくことが大事だというお話が印象的でした。収入を得るための多様な手段を知ること。その経験の中で得た学びが働く中で活かせることを知りました。
見知っている仕事だけでなく、これまで興味を持たなかった仕事にも目を向けること。訪れたことのない地域で働きながら地域を知る経験などが、自分の視野を広げるための価値ある挑戦だと気づきました。
#学んだこと
結果を恐れず挑戦してみること。行動の結果や失敗の経験も全て価値があり成功の糧になること。行き詰まった時には他者に意見を求め、考え方のバリエーションをインプットから増やすことが大事だと学びました。
深く考えすぎる癖があり、興味関心だけで行動することを恐れていました。それでは経験値も価値も何も得られないことを知りました。今後は常識の範囲内で好奇心を大事に行動することを意識づけたいです。
-感想-
現代社会の中で個性を大事にすることを伝える環境があること。自分を振り返るためのワークの存在があること。それらを経験した人がたくさんいることを知りました。
インタビューした黒田さんのお話から、これまで気づくことができなかった潜在的な気持ちや、無意識に挑戦を避けていたシーンがたくさんあったと気づきました。
同時に、ネガティブ思考に負け行動しない選択をするよりも、経験をひとつ重ねることに重きを置いた選択により経験値を上げることの価値。さまざまな経験の中で、たくさんの人と会話することで得られる価値観や意見。物事を多様な角度から見ること。これらを増やす行動やインプットの大切さも学びました。
今回のインタビューでは、経験から得られる気づきや学びをたくさんインプットできました。「自分に足りないものは何か」「視野を広げるために何をすべきか」自分の今後や将来を見つめ直すきっかけをいただきましたので、今回のインプットを活かし、たくさんの経験を重ねて自己研鑽したいです。
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