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執筆者の写真ニシヅカナオ

頼りがいのある存在に

藤原 和也(ふじわら かずや)さん

勤務先:株式会社クリーンカンパニー

役職:工務第一課

勤続年数:1年10ヶ月



藤原さんに聞いてみました!


■これまでのご経歴や入社の経緯を教えてください

以前は、医療事務管理士や准看護師など、これまで取得した資格を活かし医療事務に就いていましたが、他の仕事にも興味を持ち、販売業や製造業でも勤めていました。新型コロナウイルスが流行し始めた頃、ゴミ収集員は感染リスクが高い仕事になったが、これまでと変わらず収集作業を続けているという報道が頻繫にあり、それを目にしたことがきかっけで今の仕事に興味を抱きました。生活の歯車として地域に密着した欠かせない仕事ですし、働くことが地域貢献につながると魅力を感じて入社を希望しました。



■どのような場面でやりがいを感じますか

現在は、リサイクルセンターで勤務し、プラスチック類のリサイクルに関わる業務を担当しています。リサイクルセンターは稼働して2年ほどですが、リサイクルの研究や試作にも取り組んでいます。今は廃棄(産業廃棄物)として埋めるしかない物にも、まだまだリサイクルの可能性があります。現在はリサイクル原料として加工したプラスチック類を国内外の会社に販売していますので、購入いただいたお客さまに高評価いただいたときはやりがいを感じます。同時に会社からの要望に応えることもできたと感じ、働くモチベーションに繋がっています。

業務ではその他に、企業や学校の空き缶の回収も担当しています。最近「困っていることを伝えると上手く対処してくれる人だ」と学校の先生がお話されていることを耳にしました。このように評価いただけることは、会社はもちろん自分自身の評価に繋がりますし、社内にこのような評価がいただけている報告ができることもやりがいです。

昨年からは、同部署に後輩が入社しました。自分の仕事への向き合い方や責任感がお手本になりますので、これまでとは違う緊張感も生まれました。このような環境変化もやりがいに繋がり、楽しく前向きに仕事に取り組めています。


■仕事で心掛けていることを教えてください

今、携わる仕事は製造業と似てる部分があると感じています。当社が産廃から加工したリサイクル原料は、お客さまに販売していますので、その商品価値を認めていただけなければ再びゴミに逆戻りします。つまり、手を掛けてリサイクルしたのにお金を掛けて処分することになるのです。そうならないよう、加工前の処理に特に注意を払っています。段取り八部と言われるように、結果を出すために重要なのは段取りを正確に行うことだからです。

また、この仕事は一歩間違えば事故が怪我に繋がります。例えば、担当箇所ではチップが機械から溢れ床に散らばると足元が滑り易くなり事故につながる可能性があります。事故防止のため、危険箇所は特に気を引き締めて作業します。安全は仕事をおこなう上の土台になりますから、整理整頓や社員同士の声掛け、機械の整備も心掛けています。



■仕事や産廃業の魅力を教えてください

産廃業はゴミを扱う仕事ですから綺麗なイメージは抱かれず、どちらかというと避けられがちな職業だと思います。しかし、わたしはやりたくないことに率先して取り組む姿にカッコ良さを感じますので、これも入社を志望した動機のひとつです。クリーンカンパニーでは仕事や委員会活動の中で、後回しにしたくなる作業でも、みんなが笑顔で積極的に取り組んでいます。その姿は輝いて見えますので、これも会社の魅力のひとつだと思います。

産廃の種類は複雑かつ処理方法のルールが厳しく、持ち込まれるお客さまに分別方法をご理解いただくことが難いこともあります。その難しさ故に不安を抱えながらお越しになる方もいらっしゃいますので、安心感が得られる人間味ある対応を社員みんなが心掛けています。このような対応を自然と心掛ける文化があることも魅力のひとつだと思います。



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取材:ニシヅカナオ

取材日:2022.02,28



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