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地方移住の欲求が高まった数々の言葉


研究員:小川 珠穂(おがわ しゅほ)

研究した企業:株式会社おも・しぇ

レポート日:2022.03.08

中央大学3年生

大学では文学部で国文学を専攻しています。プライベートではゲストハウスに泊まり、新しい人と出会う旅が大好きで、今は宮城県への移住と宮城県の中学校教員を目指し、教員採用試験向け懸命に勉強中です。

#魅力的に感じた部分

道の駅を訪れるお客さま一人ひとりに感動を得ていただくサービスを提供されているところが魅力的でした。従業員の心のこもった声掛けや地域の家庭的な味を提供する料理など、日頃の小さなところから地域や人の温かさ“プチ感動”を享受いただく姿勢が、「また来たい」と感じられる一番の理由であり、「また来てほしい」と願う従業員それぞれの心の現れだと感じました。

#取材の中で印象的だったこと

佐藤さんへのインタビューでお伺いした「生活にも仕事にも役立つ資格やスキルアップを目指したい」という言葉が印象的でした。現状に満足することなく、常に向上心を持ちながら働く姿勢はカッコいいと思いました。インタビューした方それぞれが、自分の目標を持ち、現状を問い続けながら更なる高みを目指されており、各々の働く熱意がとても強く伝わってきました。

#驚いたこと

レストランで提供されている西馬音内そばは、200年以上前から地域の食として根付いていたが、県内でも知る人ぞ知る食文化だったことです。道の駅で西馬音内そばを提供することで、その美味しさを知っていただけた結果、町内の蕎麦屋にも足を運ぶお客さまが増加し行列を成すようになったと伺い、道の駅で地域の食文化を扱い発信したことによる地域活性の顕著な例であると感じました。



-感想-

残念ながらコロナ禍で現地訪問が叶わずオンラインでの取材になりましたが、社長さまと3名の社員の方にお話を伺うことができました。インタビューは初めての経験で、且つオンラインで空気感が掴みづらいことに不安を抱えていましたが、当日はみなさんからコミュニケーションを取っていただき、楽しくインタビューすることが出来ました。「地域に暮らす方々と協働した事業運営により、百年持続可能な道の駅にしたい」という社長さまのお話から、町を活性化したいという強い想いを感じることが出来ました。また、社員の方へのインタビューからは仕事やプライベート関する価値観について伺うことが出来ました。”働くことはとても大変なこと”というイメージが自分の中にあり、社会に出ることに不安を感じていたので、仕事との向き合い方やプライベートとの両立についてアドバイスいただけたことで、心が少し楽になりました。

インタビューの最後には、みなさんから「頑張ってね」「ぜひ道の駅に遊びに来てね」など、お声がけいただき、温かい気持ちになるとともに訪れたい気持ちがとても高まりました。


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