情熱を持って挑戦する
研究員:木村麟之輔
研究した企業:林泉堂 株式会社
レポート日:2021.03.23
日本大学芸術学部2年生の木村 麟之輔(りんのすけ)です。今年の春から秋田公立美術大学に3年次編入します。秋田の魅力的な文化をリサーチ・制作していきたいです。
取材した企業の印象
穏やかな雰囲気でありながらも、主体性や熱意を持ってお仕事をされているとお話を聞く中で感じました。一方、プライベートも充実されているお話も聞け、調和をとって働ける環境だと感じました。
企業として大切な消費者の信頼とノウハウを着実に積み重ね、商品開発や販路開拓にも意欲的で、堅実ながらもロマンを追い求めておられる印象を受けました。
取材の中で驚いたこと
ハラールフードのリサーチに社長様が単身でマレーシアへ出掛けられたエピソードは、社会人として働くことを想像できていない自分にとって、冒険心をくすぐられワクワクするファンタジーな世界観を感じ、インパクトあるお話しでした。社長様自らが率先して挑戦するバイタリティにはとても驚きましたし、行動で示すことにより、従業員の方々の主体性を引き出すことに繋がっているのだと感じました。
魅力的に感じた部分
「笑顔あふれる食文化を創造し幸せ満ちる社会を実現する」という理念に向かってお仕事に取り組まれる中で、従業員のみなさまの主体性をとても大切にされていることに感銘を受けました。
林社長様の「新しい種を探している」というお言葉が印象的で、ひとりひとりの考えや立場を尊重し柔軟に意見を取り入れておられる姿勢が、新しい企画に挑戦していく環境づくりを実現されているのだと感じました。
感想
林社長様の「ここで働く人にはやりがいを感じ、プライドを持って仕事をして欲しい」というお話には、胸がおどりました。即断即決する力強さを感じた一方で、奥さまを思いやるお話に親しみを感じました。
木邨さんや鈴木さんのお話からも、働くことで得られる充実感が伝わってきました。穏やかにお話される一方で、熱意を胸に秘めお仕事をされていると感じました。
働きやすい環境づくりに、みなさんが取り組まれていること、そして働きやすい環境があることがお話しをいく中で伝わってきました。
今回の取材インタビューを通し、責任を持って日々の仕事に取り組むこと。主体性をもって新たな挑戦をしていくことの大切さを感じました。